合宿から帰ってきました


合唱の合宿から帰ってきました。
数日間ずっと歌ってご飯食べて寝て、の繰り返しだったので
久々に外界に出た時は感動した。


それにしても、今回の定期演奏会の曲集は
いい曲がない。
どうーも好きになれない。
指揮者の趣味だから仕方ないんだけど
何だかしっくりこない曲だよなー。


そしてあの音域。
うちの合唱団のソプラノは、細い声で
高音域が続くと聞き苦しいことになるんだけど
この曲集、1オクターブ上のミ以上をキープするような
ずっとそのような感じ。
あぁ・・・。イケてない。


しかも、その高い音が少しずれてるのね。
低いの。
イラ〜。


後輩で、失恋を経験し、いかにもうつ症状の子がいるんだけど
話をきいていたら、あまりにかわいそうで泣けてきた。
「何をしても心の底から笑えない、楽しめない、
この状況から脱したいと思って新しいことをしようと思うのに
カラダが動かない」。
話をきいていて、あぁ本当なんだな、と。
でも、
「立ち直るきっかけは全部自分にあるんです」
って言っていたから、
時間はかかってもいつかは戻ってくるんだろうなーと
思いつつ。
何もできないけど、たまに会って遊んだり話聞いたり、
そういうことはしようと思う。


そして、何故か後輩から数人、個人的に
恋愛相談を受けたり。
人に言えないことや、今悩んでることや
色々きいた。
合唱団の中ってネットワークがすごくて、
そのネットワークでうわさ話に参加するような
キャラではないから、
相談しやすかったのかと思う。
多分、集団に入りきることもせず、かと言って離れすぎることもなく
という存在なんだと思う。
とにかく、みんな色々あるんだなぁー。


最近吉本ばななの「カラダはみんな知っている」
あれ?カラダは全部知っている?だったかな?
そんな感じのやつ、よく読んでます。
この人、スゴイ。
多分男性に「この本スゴイの!!」って読ませても
共感しきれないんじゃないかなー。
すごく女性の繊細な、共感できるものがある。
現代の女性の等身大の女性が主人公だからかなぁー。
本当に、読むほど味深い。